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オリジナルウェディング・マイウェディングの作り方

オリジナルウェディング・マイウェディングの作り方

コロナウィルスの流行で、残念ながら多くの方がウェディングの変更やキャンセルを余儀なくされました。

キャンセルフィーをお支払いになった方もいらっしゃるでしょう。

日本では会場やホテルの設備の整った場所での挙式ご披露宴が定着しています。
身一つででかけてすべてが準備可能なシステムも整っています。
ですので、そうした場合はご説明は一切不要かもしれません。

今回はここで、オリジナルでシンプルなマイウェディングのご準備の仕方をお知らせいたします。

もちろん!専門のブライダルコンサルタントやウェディングプランナーに依頼することも可能です。
その場合は一律国内なら、また海外なら○○円+交通費等の実費ということが多いです。

もしあなたがおひとりまたは新郎様やご友人の助けを借りて個人的にご準備をされる場合、を想定して書いていきたいと思います。

高額なウェディングはあまり好まない、というお考えや状況のお二人にはシンプルでリーズナブルなものをどのようにして準備するか、どこまでが皆さんに受け入れていただけるか等お悩みでしょう。

まずは大まかに順番立てていきます。

1.お日にちを決める

2.予算とイメージをかためる

全体的な予算を組んでおくと、場所や衣装、料理や装飾などの絞り込みがしやすくなります。

同時にウェディングや披露パーティーのイメージをきめるのは大切なことです。
例えばカジュアルでキッチュな感じにしたいのに、クラシックでゴージャスな会場はあいません。例えば洋風プリンス&プリンセスのようにしたいのに和風会場は選びません。例えばゴシック調にしたいのにピンクフラワーの壁紙のロマンチック会場にはしません。

この時にイメージをもう少しつきつめてよくコンセプトと表現されますね。

3.会場を決める

1,2 さらに3を加えたこの3種の要素は限りなくリンクします。

どうしてもその日にしたい希望品があれば、その日にできる会場を探します。

どうしてもその特定の会場でしたい場合は、逆に可能な日を実施日にします。

どうしても予算内にしたい場合は、会場はある程度限定しやすくなります。

会場はもともとウェディングを想定していないレストランやカフェ、貸会場やホールなども可能。今はそうした会場を紹介しているサイトもありますね。カラオケやレンタルスペース専門の会社の運営もあります。

・https://www.spacemarket.com/
・https://www.kasikiri-party.com/
・https://www.instabase.jp/

・Double Happiness 三軒茶屋
・嘉ノ雅  茗荷谷
・小石川テラス 飯田橋
・Lounge R-Premium 六本木
・シャルマンシーナ都内各所
・パラッツォドゥカーレ 六本木
・日比谷パレス  日比谷公園内
・セラヴィ東京  渋谷
・Tower’s Diner  東京タワー内
・エレガンテヴィータ  恵比寿

などなど、実際都心ではサイズもイメージも価格帯も多様なウェディング披露のできる場所があります。

 

4.司式はどうする?

本来は結婚式とご披露宴は別のものです。

日本式に言うと、かつて式は親族のみ、ご披露宴は多くの方にお披露目、ということになっていました。現在は教会風のキリスト教式が多くなり、一般ゲストの参列も多くなりました。

今回のオリジナルでシンプルなマイスタイルで進めるパターンですと、従来の神式、仏式、キリスト教式、人前式のどちらでも可能ですが、神式や仏式はその場所が必要となります。要は神社やお寺や仏間ということです。

実はキリスト教式は必ずしも教会の建物内でなくてもよいのです。アメリカではよく牧師先生は結婚式のために各所に出張してくれます。実際にビーチ、スキー場、レストラン、自宅、ガーデンというか草原、湖畔での式などは一般に行われています。

今回はリーズナブルに、ということのご提案ですので、例えばいつも通っている教会や、または地元の氏子の神社などでの式でなかった場合は、披露パーティーの会場で行うことをお勧めいたします。

つまりゲスト皆さんの前で司式、そのままパーティーに、という進行です。

会場は式用と食事用の2部屋の必要はなく、同じ会場で、食事の前に行うことも良いでしょう。

人前式も簡単ですが、牧師は出張可能ですしお礼は本来高額ではありませんので、数万円謝礼とお車代でよいと思ってください。

司式者を立てることの利点は、お式にメリハリが出ること、緊張感を持って行えること、神聖な時間を持てること、などととらえていただけるとお分かりかと思います。

人前式の場合披露宴内でのカップルの挨拶と司式の誓いが重なってしまう可能性があるのでよほど気を付けてご自身で文面を練り上げる必要も出てきます。しかし宗教色をなくしたい方にはよいです。

5.さて、日にちと場所が決まれば、4と同時に考えるのは衣装となります。

全くカジュアルでも平服というのはお勧めしにくいです。新郎新婦は何を着たいか、というよりも、平服の場合、ゲストが着るものに困ってしまいます。

欧米ではドレスコードがある、または新郎新婦が着るものをある程度指定することは可能です。そうした場合、事前に伝えるか、招待状にその旨がそえてあったりします。

4まできた時に、どうしても着たいドレスがある場合、1,2に戻ってしまいますのでご注意ください。

すごーく豪華な衣装は、同じくすごーく豪華な会場にあうのです。シンプルな衣装はやはりそのドレスに合う会場があります。もちろん、好きなものを好きな場所で着るのは一番よいことです。

ですがよくお考えになるとお分かりのように、なんかちぐはぐになってしまうのです。
もともとお考えになりイメージを固めてコンセプトを決めたはずですので・・・
コンセプトに合った会場をお選びになり、コンセプトに合ったお二人のお衣装をお選びください。
諸々のことがスムーズに整います。

とはいえ、以前新郎様はご両親様がご用意された紋付をお召しになり新婦様はドレスをお召しになった方がおいででした。あえてそうされたのであらゆるものがミックスカルチャー風のパーティーでした。

そうした例はとても珍しくミスマッチを楽しむ感じでしたので多くの方にお勧めするものではありません。(^▽^)/

またヘアーメイクの依頼もお忘れなく!新婦にとっては大変大切なことです。

6. この段階ではすでにご招待状の準備を進めていらっしゃると思います。

本当にお身内だけの場合は、事前に電話やメールでご案内をすませてある、また少人数でご近所の場合などは最終的には直接出向いて参列を依頼するのがよくある方法です。

それにしても書面が手元にいただけたほうが、というのが親世代や年配の方の認識なので、簡単は物で構いませんので、あいさつ文と日時、会場をきちんとわかる書面を作成されるのをお勧めします。

部数が少ない場合は、本当にパソコンでおつくりになったものでよいと思います。

7. 装飾や料理

本来のお二人のご予算とコンセプトとに沿った準備にいたしましょう。会場によってはお食事つきのことも多く、会場選びの時に既にある程度決まってきている場合は少なくありません。

食事なしの時間貸しの会場をお選びになる時にもケータリングをどんな予算にしてどんな料理にするかほぼほぼ想定して進めていらっしゃることでしょう。

現在はインターネット上で、ケータリングの料理も、フラワー類も、引菓子やギフトもあらゆるものが比較選択可能です。本来の予算とコンセプトをずれることなくお選びになられると、粛々と進んでいらっしゃるでしょう。

ここでポイントです

フラワーも、料理も過剰にアレンジされることは不要です。シンプルに、むしろ皆さんに会話を楽しんでいただける程度で充分です。

お金をかけて豪華にするのであればオリジナルなシンプルスタイルのマイウェディングを企画しなくても既存のホテルや会場のセットメニューでよいわけです。

花材や小物の色、小道具などでお二人らしさを演出しましょう。例えば、各テーブルにお二人の写真を飾り話題を提供する、またスピーチを友人と相談して上手にアレンジする、思い出の音楽とナレーションを依頼するなどです。

そうした意味では司会者はプロをお願いしたほうが安心です。今はこちらもネットでイメージに近い方をお探しになることも可能です。万が一難しい時にだけ、親族友人を頼りましょう。本来はプロがベストです。

8.余興の勧め

正直たくさんの余興や事前準備の時間のかかる物はなくてもよいでしょう。

高額なスライドやムービー、前撮りの写真をディスプレイできれば良いですが、結局結構な手間と予算をくまなくてはなりません。であれば、当日流す音楽、それよりも生のミュージックを入れると場もちがしますし、演出効果も余興の意味もあります。

大型の楽器やスペースのいらないバイオリンや、途中入場して場の雰囲気を変えられるゴスペルシンガー等は大変お勧めです。昔はカラオケも喜ばれましたが、今はそうした流行ではなくもっとさらっとした演出をお勧めいたします。

アメリカではダンスが一般的ですが、日本では必ずしも好評ではありませんので。もし新郎新婦ができるのであればそれはベストです。ゲストにごらんいただき楽しんで頂けるならば最高でしょう。

9.当日のサポート

会場によってまちまちです。
レストランで、スタッフがそろっていてサポートをしてくれるなら問題ありません。

しかし、貸会場のような場所では、身内や非常に親しい友人の助けが必要となります。少なくとも受付や引出物があればお渡しなどは誰かのサポートが必要になってくるでしょう。

10.必須小物の手配

基本的にマイクや音響、ライティングは会場にあるものとして、披露宴の形式によって、ゲストの名簿、進行表、座席表、席札程度は必要です。

カジュアルパーティーではエントランスに各テーブル&ゲスト名を書いてあることもあります。
またフォトグラファーの手配も忘れなく。

会場によっては集合写真は無理でも、プロのカメラマンはほぼ全ゲストの顔をとらえて写真に残してくれます。ネットで探せますがお日にちによってはかなり混むので早めにリサーチされるとよいです。

この辺りは9に記載のサポートスタッフと入念に打ち合わせをしておくと安心です。

また最後ですが、当日その前後のための移動の手配(ゲストの移動や、美容室からの移動が必要な場合等)が必要なこともあります。加えてお車代などは忘れがちですのでチップを含め事前に準備しておくとよいでしょう。

以上がオリジナルで、シンプルなマイウェディングの準備進め方です。あまりに練りこみすぎないのがよいです。思い入れが大きすぎると心身疲れますし、本来あるべきものをささっと組み立てていくのがよいです。

仮に40人ゲストで会場&食事は80万円、式発注が10万円、余興音楽10万円、新郎新婦衣装&着付けやブーケなどで40万円、会場花などで10万円、引き出物12万円、フォト20万円、予備費をいれて200万円以内です。

こちらを立食ブッフェなど更にカジュアルにした場合、食事がさらにリーズナブルになり、引き出物をプチギフトにしたりすると約140万円になります。単純計算ですので、食事が軽い場合は会場費がかかる場所のこともありますので、160万円くらいみてもよいでしょう。

もっと気軽な会にした場合、司式をなくして二人の挨拶と披露パーティーのみ、立食ブッフェなどで、会費制にした場合など、実際に持ち出しは90万円となります。ただしこうした場合は会場費が別途かかる可能性がありますので実際には120万程度になるかもしれません。

豪華なウェディング&ご披露宴はよいものです。
ですが、今回ご提案したようなスタイルも、大人のしゃれた披露宴にすることができます。

特にご両親様が参列不可の時や、忙しい人の集まりや、海外のゲストの多いとき等、アレンジする意味が大きくなってくると思います。

以上、シンプルなオリジナルウェディング披露パーティーのおすすめでした。